大学や専門学校に行けなくなる


高校を卒業し、専門学校や大学に進学してから、
なにかのきっかけで、学校へ行けなくなる、通えなくなる、
という学生がとても多くいらっしゃいます。

カウンセリングでは、
学校に行けなくなった大学生や専門学校生がいらして、
一緒にお話しをしてゆくケースもあります。

自分自身で申し込んでいらっしゃる場合と、
ご両親に、勧められたり行くように云われて、
カウンセリングに申し込まれるケースの両方があります。

わたし自身、特に小学校の頃は、
少し不登校気味の子どもであったせいか、
最後まで学校というものに、居心地の悪い、
なじめないものを感じていました。


【 きっかけ・理由は様々でも 】

行けなくなってしまう直接のきっかけ・直接の原因は様々です。

クラブやサークルでのトラブルだったり、
仲間や友だち関係のもつれが、直接の原因のこともあります。

次第に学業へのやる気を失って、何も手につかなくなり、
「何をやっても無駄だ」という無力感に陥って、
学校へ行く気力がなくなってゆく、という場合もあります。

それ迄はなんとか通っていたけれど、校舎や校門に入ることも
出来なくなってくる。
大勢の学生がいる場所に、一人で入っていけなくなる。
緊張で胸が苦しくなってしまう。

そんなふうに、苦しさを打ち明けてくれる学生もいます。

抑うつ感が強まって、焦りばかりに襲われる状態も、
しばしばよく見られます。

あるいは、アルバイトは休まず行けているけど、
なぜか学校にはどうしても行けない。そんなケースもあります。

「行かなくては」と思えば思うほど、苦しくなって
身動きがとれなくなってしまうこともあるようです。


【 一緒にお話しをしてゆく意味 】

これまで一緒にお話しをしてきた経験からなのですが、
ひとりで考え悩んでいるばかりでは、
堂々めぐりの悪循環に陥ってしまいがちかも知れません。

自分ひとりでは、なかなか考えの整理がつかなかったり、
気持ちも塞ぎがちになって堂々めぐりを繰り返しがちです。
頭ではそう考えていても、なかなとそう出来ない、
という場合だって、人間にはとても多いものです。

家族や友人に話したり相談しても、
かえって混乱し、モヤモヤが増してゆく、ことだってあります。

何故なら、自分自身でも理由やわけがよく分からずに、
苦しんでいることだってあるからです。


カウンセリングは、
「 学校へまた行くようにする・させる 」こと自体を、
「 直接の目的・目標 」として行なうものではありません。

そうした、
「 ●●をするため 」ということでしか
物事を・自分自身を考えられないでいると、
それは結局は、
今までの在り方と、少しも変わらないことになります。

それでは、せっかくのカウンセリングの意味がありません。
たんなる「ハウ・ツー」本と、変わりません。

何かいま悩んでいたり困っていることがあるなら、
それを一緒に考えてゆく。
そのために、まずは落ち着ける場で、お話しをしてゆきながら、
頭の中や状況を、そして問題を整理してゆく ・ ・ ・

そんなふうに考えていただけると、よいかと思っています。


【 いろいろな背景がある場合も 】

時には、何かあったから、というだけでなく、
いろいろな状態が背景にかかわっている、
ということもあります。

たとえば、抑うつ状態を幾度か繰り返すしてきた、
という方もいらっしゃいます。
抑うつ状態になってしまうと、家から出られなくなって、
その間学校へ行けなくなります。

そうなると、学校でのいろいろな事(友人関係や勉強、
サークルやクラブ活動など)が、次第にうまくいかなくなって、
孤立してゆく原因にもなりがちです。

あるいは、
もともと人と接するのが苦手で、人と話をしていると苦痛になる。
そのため、なにをどう話していいか分からないので雑談が苦手、
自分から人に話しかけてゆくことが出来ない、
という悩みを抱えている方もいます。

「自分にとって、話をしていて苦痛を感じずにいられる相手が
この世にいるなんて、考えられない」
そう気持ちを打ち明けてくれる方もいます。

また、こんなふうに振り返る方もいます。
「 高校生までは、自分がやりたいと思ってしてきた事がない、
そういう経験をしてきたことがない気がする。いつもそれを
"やらなければならない"から、やってきただけ 」

「 だからここまで来て(大学に入って)、
なにをしていいのか分からなくなってしまった 」


カウンセリングは、話をしてゆくことを通して、
神経の緊張をといていったり、心身のストレスを緩めていったり、
気持ちや問題を、一緒に整理して考えてゆくことを、
とても大切にしているものです。

人生には、いろいろなことが起こるものです。
それを通して、少しずつ自分が成長してゆくこと ・ ・ ・
カウンセラーとしては、それがとても大切な気がしています。

 

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