問い合せにお答えして
 

 

 ○○○障害と診断されて通院中です。いわゆるAC(アダルト
チルドレン)だと言われました。そこで、薬だけではなく、
カウンセリングでこのような病気の治療や解決が可能でしょうか。

お答えはこちらです。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 サイトにいろいろ書いてありますが、専門はなんですか。

お答えはこちらです。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 カウンセリングを受けるべきかどうか、自分でも分からずに
迷っているんです。受けた方がよいのでしょうか。

お答えはこちらです。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

(以下の文章は、カウンセラーの知人から貰ったものです。
 そのまま使わせてもらっています。) 

 ちょっとお聞きしたい事がありメールしました。
 相談の面接で、カウンセラーとしての知識としてDVや調停に
ついてちゃんと知っていた方が良いでしょうか?
相談された時
に、クライアントの気持ちに沿った話になるにしても、知識がな
いとダメなのだろうなぁと。ではそれを得る為には、どのような
勉強が良いでしょうか?
 カウンセラーはアドバイザーではないですが、知らなければ
クライエントのニードや気持ちに添った話にならないのかも。

お答えはこちらです。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 

 

1

 

 まず最初にお伝えしておきたい、と思ったのは、
 ○○○障害やACは、「病気」というものとは少し違うもの
かもしれません、ということです。
 そして、少し専門的になってしまうので、すぐにはお分かり
になっていただけないと思いますが、治療とは、そうした大雑
把な「分類」や「ラベリング」を一旦外して、「ありのままの」
あなた、をご一緒に理解してゆこうとするところから、始ま
るものなのです。

 治療者とは、そうした姿勢を一貫して持ち続けている存在、
でなくては、ならないものなのです。

 その上で、以下のことをお読みいただけたら、と思います。

 お医者さんの見立て(診断)に間違いがないとしたら、
それらは、お薬で治療や解決が可能なもの、とは少し違うもの
だと思います。
 むしろ、カウンセリング、あるいは心理療法的なものが、
積極的に大切になるものでは、ないでしょうか。

 ○○○障害でACでらっしゃるとしたら、お薬が出来ることは、
そこから生まれてくる、たとえば「生きにくさ」や「人間関係
の葛藤」などで、イライラしたり、気分が落ち込んだり、精神
的に不安定になったり、眠れない時があったり、という「症状」
をお薬で和らげる、ということになります。
 そういう「症状」を和らげることで、一時的に気持ちが落ち
着いたり、気分が和らげられること、はあると思います。
 でも残念なことに、お薬が、○○○障害やACの「治療」を行
なっているわけではないのです。

 このように、薬は何かから生じてくる「 症状」を、少し和ら
げたり緩和したりするためのものです。ご存じのように、風邪
ですら薬では治せませんね。
 風邪の場合にも、自分の身体が免疫系や身体防御系を使って
風邪から回復してゆきます。風邪薬は一時的に症状を、少し緩
和させるだけです。

 最近ではようやく、薬で出来ること出来ないこと、その限界
というものが、精神科医から率直に語られるようにもなってき
ています。
 これまでは、ひとつには製薬会社の影響力がとても大きいこ
ともあって、お薬に対して、お薬以上のことを期待させる、こ
とが長い間にわたって行なわれてきました。

 あるご相談者から、心療内科を受診した時のお話を、お聞き
したことがあります。

いま話したようなことを(診察の時に)少し云ったら、お
医者さんに、それはご主人と話し合ってもらうしかないですね、
ここでは不安を一時的に緩和するお薬を出せるだけなので、ほ
んとうの問題を解決するのはここでは出来ません、って云われ

 むしろ、良心的なお医者さんだと思います。

 カウンセリングでは、あなたご自身が、
どんなことに悩んでいるか、どんなことに困っているか。
そして、日々起こるいろいろな事を、どんなふうに考えたり、
感じたりしていらっしゃるか ・ ・ ・。
 そうした色々なことを、お話しされながら、一緒に整理・消
化してゆくことが
、とても大切になります。
 そして、そうしたことを一緒に話し合い、考えてゆくプロセス
自体が、すでに治療(回復)への始まりなのです。

病院のカウンセリングをしていた時には、症状や病気の話し
ばかりだったけど、ここだと、症状や病気のことばかりでなく、
いろいろな話を、じっくり聞いてもらえるので、とても助かる

そうおっしゃる方も、いらっしゃいます。

 一緒に気持ちや問題を整理し考えながら、そして、ご自分自身
と少しずつ対話しながら、行なってゆくのが、カウンセリングの
「治療」というものになります。

 遠回りに思われるでしょうか。
 でも、遠回りに見えて、結局は一番の近道、ということは、
案外多いかもしれません。


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2

 

 カウンセリング、カウンセラーという言葉が、しばらく前か
ら、いろいろな仕事や場面で使われるようになっています。
 たとえば、化粧品やエステのアドバイザーや相談員、結婚式
のアドバイザーなどにも、「○○カウンセラー」「カウンセリ
ング」という名称が使われています。

 そうした場面を目にしていると、一般の方たちは、カウンセ
リングとは問題別 ・ 相談内容別に分かれているもの、と思い
込んでしまうかもしれませんね。
 そういった他業界の相談員・アドバイザーというものと、
本来のカウンセリング、つまり心理・メンタルなカウンセリン
グ・カウンセラーとは、まったく性質の違ったものなのです。
拠って立つ専門性もまったく異なります。
 極端に申し上げると、親戚関係すらないものです。

 たとえば、精神科医で心理療法家でもあった下坂幸三氏は、
このような言葉を残しています。

「 心理療法
(カウンセリング)に志す者なら、青年・壮年期
には、一日7〜8時間は臨床に打ち込める経験を持てたら幸せ
です。
 職人やスポーツ選手の世界では、天賦の才に加えて、とこと
ん修練を重ねた者が名人といわれるようになる。心理療法
(カ
ウンセリング)
の世界とて例外ではないでしょう。
 難しい例も敬遠しないで、多数例の経験を積まなくては、い
つまでたっても、腕の立つ心理療法
(カウンセリング)の職人
にはなれないと信じます 」

 カウンセリングや心理療法自体に、限られた「専門」などと
いうものはありません。
 ただ、カウンセラーやセラピストの個人的な理由によって、
相談内容を限定している人も、いるかもしれません。
 しかし、カウンセラーとしてご相談者をサポートし、支えて
ゆく行為は、単に心理学だとか、臨床心理だとか、そんな狭い
もので行なってゆけるようなものではない、ということだけは
確かなことに思います。

関連ページ カウンセラーの仕事 ご相談者の言葉

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3

 

 いまはネットを通していろいろな情報を、誰でも手軽に得られ
るので、知りたいと思えば、人はネットでいろいろな所を覗いて、
すでに情報に触れているものです。
 相談される方の多くは、たいてい、いろいろ自分でやってみた
り、身近な人に相談したり話したり、ネットや本をいろいろ読ん
だりした、そのずっと後に、カウンセリングにいらっしゃるもの
です。まず第一番にカウンセリング、という人は、残念ながら、
あまりいらっしゃらないと思います。

 ですから、カウンセラーが、どこかに書いてあるようなこと、
誰かが言っているようなこと、そんなものを提供しても、相談
されるかたにとっては、なんら発見や気づき、つまり新しく何か
を付け加えることにはならないのではないでしょうか。

 一見否定的なものの中に、どのような価値や、かけがえのない
意味を見出していけるか、ということが、カウンセラーの本質
的な仕事の一つだと思います。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

ホントに仰る通りです。はっと思いました。言われる通りのその
ままを面接中に感じました。人の心の中はそう単純ではなく、
通り一辺の知識を得るためにカウンセリングにいらしている訳で
はないのですよね。

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4

 

 森のこかげのサイトをお読みいただいて、「問題や気持ちを整
理していきたい」「話しをしてみたい」「カウンセリングがなに
か役に立つかも知れない」・ ・ ・。
 少しでも、そんなふうに感じていただいたとしたら、お話しに
いらしてみては、いかがでしょうか
( 電話・スカイプでも行なっています )。

 森のこかげのサイトは、すべて自らの手で( 少々大変ではあ
りますが )作成し、自分の言葉でお伝えしているものです。
 ご相談者とカウンセラーとの出会いには、それがとても大切な
ことだと、思っているからです。

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