終える時には、どうすればいいですか。

続けてきたカウンセリングを終了することを
「 終結(しゅうけつ)」と呼んでいます。

カウンセリングは、ご相談者のかたから
終結を申し出ていただくことが基本となっています。

ここであるいは次回で終わりにしたい
そう告げていただければ、
それで大丈夫です。


ところで、
どのように終えるか、終結を迎えるかは、
ご相談されるかたによって様々です。
転勤や引っ越しによって、終結を迎える場合もあります。

一般的に申し上げると、
上に記したようなな形で終結が行なわれるケースは、
カウンセリング全体から眺めると、
多いほうではないかも知れません。

ある程度の期間にわたって
お会いしてきた方ですと違いますが、
数回くらいの場合には、はっきりとした終結ではなく、
(仕事等の)予定がまだ分からないので、
 
また後で(次回の予約の)連絡をします」とおっしゃって、
そのまま連絡がない形で、
終える形がほとんどかも知れません。

わたしたち日本人にとっては、
西洋文化のように何かハッキリと明確に区切りをつける、
というあり方には、
あまり馴染まないのだと思います。

「なにか余韻を残しながら」のような終え方のほうが、
むしろ安心するし、気が楽なのかも知れません。

一方で、
ある程度の期間にわたってお会いしてきた方の場合には、
やはり、ご自分から終了を告げて終える形が、
ほとんどです。

こちら(カウンセラーの側)も、
少し前からご相談者の中に、終えつつあるものを感じながら、
お話しをうかがっている、という感じが出てきます。

そして終結を迎える時には、
やはり寂しさを感じます。

無事に終えられて良かった、という思いと、
もうお会いすることはないかも知れない、という思いとが、
複雑に交差するものです。

カウンセリングには、
「 終結とは長く続く中断である 」
という意味深い言葉があります。

一旦終えたとしても、
また何か気持ちを整理したくなったとき、
何かあった時には、
どなたも気軽にお越しいただけます。

いつでも歓迎です。

そのようにして、
再びお会いする場合もあります。

 

   ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

  料金がいくらかかるか心配です。

  初回は、どんな気持ちで行けばいいでしょう。

  話すことを整理しておく必要はありますか。

  カウンセリングは続けなければいけませんか。

  続ける時は、どのくらいの間隔がいいでしょう。

  何回くらい通えばいいのですか。

  こんな話でも大丈夫ですか。

  早く問題や悩みを解決したい、どうにかしたい。
 

>> カウンセリングの前に

 
   

 

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